開業するまでに準備しておくこと
歯科医師は、六年間、歯科に関するあらゆる勉強をして大学を卒業し、国家試験を受けて合格してからも直ぐに歯科医師になれるわけではありません。 国で指定されている歯科診療所で1年以上研修医として勤務してから初めて歯科医師として働くことが出来るのです。
患者が途絶えない歯科医院を目指して
歯科医師は、六年間、歯科に関するあらゆる勉強をして大学を卒業し、国家試験を受けて合格してからも直ぐに歯科医師になれるわけではありません。 国で指定されている歯科診療所で1年以上研修医として勤務してから初めて歯科医師として働くことが出来るのです。
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歯科医師になってから直ぐに開業するという方は居ないと思いますが、いつかは開業して自分の歯科医院を持つことを考えている歯科医師は少なくないのではないでしょうか。
では、開業するには具体的にどうすれば良いのか、少し考えていきたいと思います。
まずは当たり前のことですが、歯科医師の資格を取得しなければなりません。資格を取得してからも、何年かはどこかの歯科クリニックや大学病院の中にある歯科など、いくつかの歯科医院を経験していかなければなりません。
いくら歯科の知識があっても、歯科医師としての腕にはあまり関係がなく、開業して成功するには、やはり経験数がものをいうわけなのです。
具体的な数字を挙げれば、月に治療している保険点数が30万点いくことがあり、且つ自費治療で月に100万円いくことが一つの目安になります。
保険点数が30万点ということは、一日に20人以上の患者をさばくことが出来、尚且つ保険点数の高い治療をこなせるということです。
例えば同じ保険の詰め物をするのでも、部位や虫歯の大きさによって保険点数は変わってきます。虫歯が大きければ金属の詰め物をするので、その分治療技術も上がり、保険点数も高くなります。
また、自費治療を中心とした歯科医院を開業したいのなら、インプラントや矯正治療などの自費治療の臨床経験を多く積んでいかなければならないと思います。インプラントなどは外科手術と同じですので、ただ術式を知っているというだけでは上手くいきません。
金額も大きいですし、患者さんの体にかかる負担のことを考えたら中途半端な知識だけでは出来なくて当然なのです。
臨床経験を積み、開業できる技術が身についたと感じたら、開業準備をしましょう。
場所の見当をつけ、治療器具を揃えたり当面の生活費を確保したりなど、充分な資金を用意することが必要です。
つまりは、開業にはまず腕を磨くことが第一条件と言えるのではないでしょうか。
勤務医と開業医、どちらが年収が高いかといえば、開業医の方かもしれませんが、勤務医でもクリニックによっては平均を大きく上回る収入を得ている人もいます。 正直なところを言えば、自費治療を中心に行なっているところはそれだけ収益が出るので、そこで勤務している歯科医師の給料も高くなるというわけです。
ご存知の通り、今は少子高齢化の時代です。 このご時勢でますます少子化に歯止めが効かなくなってきていますが、どのような社会情勢でも生き残っていけるように戦略を立てていくのが成功者というもの。 少子高齢化社会に向けて、どのような歯科治療を進めていけば良いのでしょうか。